Yter
イーテル
フランコ・セルブリン氏によって
生み出された、音楽を再生するための
スピーカー・ケーブル
フランコ・セルブリンの理想
フランコ・セルブリン氏は20年以上にわたって常に革新的で高音質なスピーカーの設計に携わってきました。
この間、通信産業や電力産業に由来するのではなく、オーディオ本来の視点から制作された、本物のケーブルを自らのスピーカー用として製造したいと考えてきました。
このYter(イーテル)・スピーカー・ケーブルは、スピーカー・ケーブルの概念と構造を根本から考え直すことによって誕生した音楽を再生するためのスピーカー・ケーブルです。
導体は銀とパラジウムの合金製
オーディオ信号、特に微小信号の導電特性は金属の導電率の絶対値よりもその物理的構造に、より大きく依存するという確信から音楽再生に最適なスピーカー・ケーブルの製造に着手し、高度な冶金技術を駆使することで、ケーブル内の結晶配列を均質に配列することに成功しました。
多くの試聴や実験を繰り返した結果、銀とパラジウムの合金が結晶配列的に均質であり、スピーカー・ケーブルの導体として最適であるという結論に到達しました。このことにより、音楽信号に対してより大きな『浸透性』を備えたスピーカー・ケーブルが完成しました。
“Well tempered argentums alloy(優しい銀合金)”と命名されたこの銀合金は音楽的に優れた特性を持ち、この合金から誕生したYter(イーテル)・スピーカー・ケーブルは、その卓越した冶金技術ともあいまって音楽のダイナミズムを余すところなく伝送し、豊な表現力を持ち、個々の楽器を描き分ける高い分解能を持つことに成功しました。
製品は1.5mペア、2.0mペア、3.0mペア、5.0mペアをご用意、いずれも両端末をバナナプラグ処理しています。
音楽を再生するためのスピーカー・ケーブル
バナナプラグ対応でない機器をお使いの方のために、専用別売オプションとしてYラグ(スペードプラグ)をご用意しております。このYラグは8個1組、スピーカーケーブル先端のバナナプラグに被せて使う構造です。ケーブル自体と同様、銀・パラジウム合金製です。
先端のツメの部分の最大外幅は約14.0mm、最大内幅は約6.9mm、板厚は約1.2mmです。
このYラグ(スペードプラグ)はYter(イーテル)スピーカーケーブルのバナナプラグに被せて使うことが前提の商品ですので、他社製の同種の品物への使用の可否は当社ではお答えいたしかねます。